2024年の8月に中国の北京に行ってきました。
中国の入国には現在はビザが必要とか、トランジットではビザがいらないとか、あとはVPN接続しないとLINEが使えないとか、いろいろ調べたので、メモがてらまとめていきます~
中国・北京へのトランジットビザ免除での入国
いまは中国への入国にはビザが必要
ここ最近の事情により中国入国に際してはビザが必要になります。
通常のルートでビザを申請すると、最近は簡素化して時間も短くなっているみたいですが、大使館に行かないといけない、個人情報含めいろいろと提出をしないといけない状況です。
一方、ビザ免除は、過去来あった「15日間の免除プログラム」は停止中で、現在利用できるのは「トランジットビザ免除」になっています。
「15日間の免除プログラム」は、COVID-19の影響で2020年3月10日以降には停止されているみたいですけど、もう2024年というのにいまだに復活はしていません。再開の時期も不明のようです。
以下は、みんな大好き日本橋夢屋のページ。
(わかりやすいですけど、「ビザ」という言葉と「査証」という言葉が混在していて、ターミノロジーそろえてほしいですね)
トランジットビザ免除措置の概要
特定の国から条件を満たした渡航者が、中国を経由して第三国へ乗り継ぐ際に、ビザを申請することなく、中国の特定地域にそれぞれ24時間/72時間/144時間滞在できる制度です。
最長の144時間だと丸6日なんでけっこう日数ありますよね。
北京の場合は、144時間のトランジットビザ免除措置が対象でしたが、渡航先により免除される期間が異なるようなので注意が必要かもです。
自分がビジネスとかで訪問したことのある上海や北京、深センとかは144時間でしたし、主要な空港はだいたい144時間なのかも。
一方で、72時間のところをみると…、自分はあんまり知らないところばかりでした。
桂林は水墨画とかで有名な特徴的な地形のところなんで観光で行きたい人はいるのかもしれませんが、、。
トランジットビザ免除措置に必要なもの
主に必要なものは以下でしょう。
- トランジットビザ免除の申請書類(空港のビザ免除申請カウンターでもらえます)
- 有効期限がたくさんあるパスポート
- 第三国への航空券チケット
- 中国での滞在先情報
トランジットビザ免除の申請書類
空港の申請カウンターに置いてあります。
記載項目は、名前とかの基本情報に加えて、出発日程やそのフライト情報と、滞在ホテル情報などを書く必要があります。
↓↓みたいな用紙でした。
有効期限3カ月以上のパスポート
これは言わずもがなですが、ビザとか申請するときはだいたい6か月以上の残り期間がないと~っていう国多いですよね。
COVID-19の期間で、パスポートの期間が消費しているかもなので、ちょっと注意が必要です。
中国を経由して第三国への航空券チケット
これ、とても大事です。
カウンターで申請書を出したときに、航空券の提示を求められました。
自分は、iPhoneに保存しておいた電子版で大丈夫でしたが、受付の人の確認でどれが出国するフライトかとか聞かれました(たぶん、日本語や英語があんまりわからなかったのもあるかもです)。
なお、第三国への帰国便は事前に座席指定もしておいた方がよいみたいですね。
反省点としては、画面が小さかったので、紙で印刷して、出国の日程・フライトナンバーとかアンダーラインひいとくとスムーズだったかもしれません。
ちなみに、「中国を経由して第三国へ」ということらしいので、日本→第三国→中国の順だとだめっぽいですね~
中国での滞在先情報
これも申請書に書く必要があるので、大事ですね。
ホテルの予約書みたいのは実際に見せなかったですけども、念のため予約情報はすぐに見せられるようにしておいた方がいいでしょう。
なお、どこかで聞いたのかもしれず記憶あいまいですが、ホテルは宿泊者の情報を政府に提出している?とかという話なので、適当なホテル名とかでやり過ごすのはやめた方がいいかと(次回の入国審査とかで厳しくなるリスクありなので)
ビザ免除の申請カウンターへ行く
空港に到着したら入国審査ゲートの方までテクテク歩いていきます。
入国審査ゲートを少し超えたところに、ビザ免除の申請カウンターがあります。
「Temporary Entry Permit Application」という表示があるのでそれに向かって歩きましょう。
入国審査ゲートのところに、通常?の入国カードもありますが、それはトランジットビザ免除の紙とは違いますのでお間違いないように!
日本人で入国する人は通常のビザを取得しているのでしょうか、ほとんど人はいませんでした。
ここで申請書を書いて、受付の人に確認をしてもらい、ビザ免除をいただきました!
所要時間としては15分もかかっていないくらいだったように記憶しています。
その後、入国審査のゲートへ行きましたが、そちらはけっこうに並んでいて40~50分ぐらいはかかったように記憶しています。
今回、予約したフライト
「中国を経由して第三国・地域へ入境する」という条件があるので、往路は直接中国へ、復路に韓国を経由して帰ってきました。
復路:
13:40北京首都→16:35仁川(中国国際航空)
20:30仁川→22:50羽田(大韓航空)
特に第三国での滞在予定がない場合、この移動が最もスムーズなのではないでしょうか?
復路のチェックインの時は、航空券は仁川までしかもらえなかったものの、預け入れ荷物は仁川ではピックアップの必要はないとのことでした。
仁川での乗り継ぎは4時間程度あったものの、一度入国する必要があり、入国ゲートに並んだり(ここでも40分くらい時間かかりました)、到着ターミナルはT2、出発がT3だったこともあり、バスで空港敷地内をぐるりと回る小旅行感の移動をしたりと結構時間はかかりました。
(もしかしたらわざわざ入国しなくてもよかったのかな?経験した人いたら教えてほしいです)
T3についたときは既にチェックインも始まっていたので、さっさと通過してお買い物などをすることにしました。
なお、仁川は乗り継ぎだけで、滞在時間は4時間なのでなにもしていないですが、特にそれでも問題なく、中国でのトランジットビザ免除の申請ができました。
中国政府からすれば、出国すれば問題ないので、その先の滞在時間がどうとかは関係ないのでしょうね。
あまりに短いと中国でのトランジットビザ免除ができないとかあるのかなとか思っていたのでよかったです。
早くこの記事が、そんな時期もあったな~とかになるといいですな~
今回はここまで~。最後まで読んでいただいた方ありがとうございました!
参考文献
日本橋夢屋
https://www.tokutenryoko.com/service/visa/170
JETRO 広東省、トランジットビザ免除対象の出国ターミナルを追加
https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/10/946ed8c68975b8b9.html
https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/05/c10b82971568a411.html
渡航ビザの種類とその取得方法:中国
https://www.jetro.go.jp/world/qa/04A-010934.html
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