【2023年1月】ハワイ・ダイヤモンドヘッド登山|予約や服装などについて

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2023年の1月中旬に、ハワイの中心的な島であるオアフ島を訪れた際に、ダイヤモンドヘッドに登ってきました。

ダイヤモンドヘッド入山のための予約から、登るための準備(服装や現地施設など)、実際に登山をした感想などをまとめています。

ダイヤモンドヘッドの概要

ダイヤモンドヘッドとは?

ダイヤモンドヘッドは、ハワイ・オアフ島にある山で、ハワイの有名なランドマークです。

かつては、海を一望できることから軍事要塞として利用されていたことから、砲台の跡などが残されています。

現在は、ハイキングコースとして知られており、頂上からは太平洋とワイキキビーチ、くぼんだ地形などのパノラマビューが楽しむことができます。

ダイヤモンドヘッドへのアクセス

ワイキキエリアからはUberやLyftなどのライドシェアで15分くらいでトレイルヘッドまでいくことができます。

トレイルヘッド付近に、ゲートと駐車場がありますが、自家用車やレンタカーでいった場合は、駐車場は1台あたり10ドルがかかります(要予約)。

ライドシェアの場合、ゲートの係員に登山希望であることを伝えれば乗降者できるはずです。

筆者はライドシェアで、目的地をトレイルヘッドに設定していたのですが、なぜか少し手前のKahara Lookout(展望台)で降ろされてしまいました。

Kahara Lookout(展望台)を通過すると1本道のトンネルを通過して、ダイヤモンドヘッドの駐車場があるだけなので、ドライバーはそこから先に入ることができないと思っていたのかもしれません。

あと、いまはまだ観光客が少ないようですが、ピーク時はここのトンネルが大渋滞するということもあったようです。

Kahara Lookout(展望台)で降りると、自然の山に穴をあけただけという感じのトンネルを歩いて通過することができます。

ダイヤモンドヘッドトンネル SONY α6400 SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNで撮影

ライドシェアで行く人は、体力を温存したい場合はトンネルを通過して駐車場まで、トンネルを歩きたい人はKahara Lookout(展望台)で降りるとよいと思います。

予約と入山料などの費用

2023年1月現在、非居住者は入場と駐車場に予約が必要です。

項目詳細
入山時間帯年中無休 
営業時間は6時~16時(最終入山は16時で、ゲートクローズは18時)
入園料5ドル/人(3歳以下は無料)
駐車料金10ドル/台
予約30日前から予約可能。
予約方法は、ダイヤモンドヘッドステートモニュメントの予約システムから
出所:State of Hawaiiのページからまとめ

現地の人の話によると、COVID-19の影響から人数を抑制するために、時間ごとの入場者数に制限を設け、入山料を徴収するようになったようです。

16時が最終入場の時間帯

ハイキングの所要時間

ハワイ州のページでは、所要時間は60分から90分程度とあります。

出所:Diamond Head State Monument

筆者はゆっくりめに景色を楽しみ、写真を撮りながら登りましたが、所要時間は登りが45分程度、頂上でゆっくりして15分程度、下りが30分程度の時間でした。合計で2時間あれば十分に楽しめると思います。

ワイキキからはライドシェアで15分程度なので、帰りは配車手配の待ち時間も含めても30分はかからなので、トータルで3時間くらいのアクティビティになるでしょうか。

服装などの装備と準備

山道は、大部分が歩きやすいように舗装等されており、階段があるため、特別な装備の準備などなく、気軽に登れる山でしょう。

また、気温が高いといっても日本のように湿度がないので、汗びしょびしょになる、という感じではなく、心地よい暑さで登れるな~という感じでした。

荷物は基本的に少なくしておく方がよく、小さいバックに水とタオルを入れていくぐらいがよいと思います。

間違っても、お買い物後などには行かないようにしましょう。

登る人のほぼ100%がスニーカーでしたが、筆者はスニーカーを持っていかなかったので、底の厚いサンダルで登りました。

推奨しませんが、特に問題ありませんでした。一部、岩場がゴツゴツしているところもあるので、底の薄いビーチサンダルなどはやめた方がいいでしょう。

あと、雨などが降った場合はぬかるみができたりすることもあるようです。

服装

草や樹木に身体が触れるような局面はほとんどないので、半袖、短パンとかでも問題ないでしょう。

日差しが強い時もあるので、薄い長袖で紫外線から肌を守る、帽子で頭を直射日光から遮るなどはいいかもしれませんね。

飲料水

水は必需品です。

トレッキングのスタート地点にあるトイレや水の自動販売機を通過すると、なにもありません。

日焼け止め

山の木々で日差しが遮られていることもありますが、時間帯によっては直射することもあるでしょう。

基本的に日差しは強いです。

トイレ

トレッキングのスタート地点にあるトイレで必ずすませましょう。

トレッキング途中、頂上などにはトイレは一切ありません。

予約の仕方

Diamond Head State Monumentの予約ページから予約できます。

ダイヤモンドヘッド予約画面
出所:Diamond Head State Monument

チケットタイプの選択

公園への入場と、公園への入場+駐車場のいずれかを選択します。

ダイヤモンドヘッド予約画面
出所:Diamond Head State Monument

予約日を入力

カレンダーから、予約したい日を選びます。30日後まで予約可能です。

ダイヤモンドヘッド予約画面
出所:Diamond Head State Monument

人数の選択

入場する人数を選択します。3歳以下は無料です。

ダイヤモンドヘッド予約画面
出所:Diamond Head State Monument

予約時間を選択

チケットタイプ、日付、人数を選択すると、空きのある時間帯がでてきますので、希望の時間帯を選択します。

なお、空きがない場合は白抜きとなって選択することができません。

ダイヤモンドヘッド予約画面
出所:Diamond Head State Monument

自分は当日に予約をしたのですが、土曜日ということもあってか、午前中の枠は選択ができず、12時などの時間帯になりました。

事前に日程が決まっている場合は早めに予約するようにしましょう。

予約確認と決済

「Let’s Go」を押すと、予約の確認画面へ進みます。

15分以内に手続を進めないとキャンセルになるので注意しましょう。

ダイヤモンドヘッド予約画面
出所:Diamond Head State Monument

なお、システム利用料みたいなものが、1.53ドルほどかかっています。

購入者の情報を入力します。

ダイヤモンドヘッド予約画面
ダイヤモンドヘッド予約画面
出所:Diamond Head State Monument

利用規約にチェックをして、購入に進みます。

決済はクレジットカードの利用ができます。

QRコードの受領

決済が完了すると登録したE-mailアドレス宛に領収書と入場に必要なQRコードが送られてきます。

ダイヤモンドヘッド予約QRコード
出所:Diamond Head State Monument

入場時にゲートにいる受付の人に、このQRコードを読み取ってもらいます。

登山時の注意点

比較的簡単に登れる登山道ではありますが、予約完了のメールの注意事項にも記載がありましたように、登山にかかわるすべてのできごとは自己責任になります。

 All hikers should do the hike at their own risk. The operator is not responsible for the condition of the hiking trail, weather conditions and/or the actions of anyone else on the trail. Anyone choosing to do the hike, does so at their own risk. Know your limitation before you go.

出所:Diamond Head State Monument 予約メールから抜粋

ショートカットしようとして滑落したり、高台でふざけて転落したり、飲料水がなくなって脱水症状になったり、天候を見誤ってスコールに遭ったりしても、すべては自分の責任になります。

自分の体力とも相談して、無理をせずに登山を楽しみましょう。

ハイキングコースの様子

最後にハイキングコースがどのような感じであったかも写真を含めてまとめておきます。

ハイキングコース

ストリートビューでも見ることができるので、登れるか不安な人は、道の様子などを確認してみるといいかもしれませんね。

Diamond Head State Monumentのページにも、ハイキングコース全体像の地図があります。

ダイヤモンドヘッドハイキングコース
出所:https://dlnr.hawaii.gov/dsp/files/2014/09/hsp_dh_brochure_2012.pdf

ダイヤモンドヘッドトンネル

上記のコースの手前ですが、ライドシェアの運転手にトンネル手前の展望台で降ろされたので、トンネルを歩いて通過することになりました。

日本のトンネルに比べると簡易というかなんというか…

ダイヤモンドヘッドトンネルの中の様子
ダイヤモンドヘッドトンネルの中の様子 SONY α6400 SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNで撮影

トンネルを抜けて少し歩くと、QRコードを提示するゲートがあります。

ゲートすぐ駐車場からの景色 SONY α6400 SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNで撮影

売店やトイレのあるエリア

写真を撮り忘れました!

トイレはここで必ず済ませておきましょう。あと、飲み水の準備も忘れずに!

自動販売機がありますが、コインなどがなく利用できない人はトイレの入り口の前に飲料水を補給できる給水口があるので、そこで自前のボトルに入れることもできると思います。

舗装された歩きやすい道

最初の200mくらい?はしっかりと舗装された歩きやすい道です。

舗装された歩きやすい道

ちょっとした山道

ちょっとでこぼこした道、あるいはたまに岩でゴツゴツした道が続きます。

少しデコボコした道 SONY α6400 SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNで撮影
階段や手すりが整備されているので登りやすい SONY α6400 SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNで撮影

頂上までの迂回路

頂上まであと一息のところで道が分岐しています。

一方は階段で頂上まで最短で通じる道、もう一方は迂回して景色を楽しみながら頂上に通じる道です。

迂回路の地図

行きは迂回して景色を見ながら、帰りに階段という経路が推奨されているようです。

頂上へと続く階段

頂上の景色

頂上は吹き上げる風が心地よく、眺めも最高でした。

頂上から山に囲まれた独特の地形を見下ろす SONY α6400 SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNで撮影
ワイキキ方面を望む SONY α6400 SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNで撮影

基は軍事設備だったとのことですが、展望台、砲台としての後を感じることができます。

まとめ

ダイヤモンドヘッドのハイキングは、からっとした暑さで心地よかったです。

トータル3時間程度のアクティビティですので、比較的涼しい、午前中に行くのがおすすめです!

途中で、何か所か景色の良い展望台や、暗く狭いトンネルなど、まだまだ見どころもあります。

荷物は最小限で、お水を忘れずに、自分のペースでハイキングを楽しんでみてください!

参考文献

The Hawai‘i Tourism Authority (HTA) ダッシュボード
https://www.hawaiitourismauthority.org/research/symphony-dashboards/


State of Hawaii Diamond Head State Monument
https://gostateparks.hawaii.gov/diamondhead
https://dlnr.hawaii.gov/dsp/files/2014/09/hsp_dh_brochure_2012.pdf

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