言わずと知れたANAのプレミアムメンバーサービスを2024年にライフソリューションサービスの利用によって取得しようと思い立ち、その記録をしてみたいと思います。
ANAのプレミアムメンバーサービスとは
こちらはご存じの人も多いのでさらりと触れておきますが、1年間の利用に応じて、ダイヤモンド・プラチナ・ブロンズという3つのステータスを獲得できます。
獲得したステータスに応じてサービスを受けられますが、一般的にSFC修行というとプラチナサービスメンバーとなることを指すようですね。
今回は自分もプラチナステータスを目指そうと思っています。
ステータス獲得の方法
ステータス獲得の方法も簡単にメモしておきます。方法は以下の2つです。
- ①飛行機利用でプレミアムポイントをためて達成する
- ②ライフソリューションサービスを活用して達成する
①飛行機利用でプレミアムポイントをためて達成する
プラチナステータスの場合、以下で達成できます。
- 年間プレミアムポイントを50,000ポイント獲得(うち、ANAグループ運航便25,000ポイント)
こちらが一般的な方法と思います。
②ライフソリューションサービスを活用して達成する
実は自分は最近まで知らなかったのですが、ライフソリューションサービスを活用した方法もあるみたいです。
プラチナステータスの場合、以下で達成できます。
- 条件1 年間プレミアムポイントを30,000ポイント獲得
- 条件2 ライフソリューションサービスを7つ以上利用する
- 条件3 ANAカード・ANA payの決済額が400万円以上
注意点1・対象期間にずれあり
条件2のライフソリューションサービスの利用、条件3のANAカードの利用は2025年度ステータス獲得に向けては、2023年12月16日~2024年12月15日と、プレミアムポイントの獲得期間とずれがあることでしょうか。
年末ぎりぎりに、ふるさと納税のカード利用で決済額を~と考えていて集計期間対象外にならないように気をつけたいですね。
2025年度のステイタス獲得に向けた条件2025年度のステイタス獲得条件一覧(ANAホームページ)。
注意点2・事前サービスの対象にならない
ライフソリューションサービス利用のステータス獲得では、プレミアムメンバー事前サービス(ANAホームページ)は対象外です。
①の飛行機利用でプレミアムポイントを貯めるやり方の場合、翌年度のプレミアムステータスが決定する12月末日よりも早く必要なプレミアムポイントを獲得した場合、事前サービスを利用できます。
一方で、②のライフソリューションサービスを活用したステータス獲得は、判定の時期が遅いため事前サービスを利用することができません。
ライフソリューションサービスを活用したステータス獲得はANAのページでは、「3つの達成条件すべてを達成された方へは、2025年3月頃にメールでご連絡いたします。」とあり、2024年中の判定結果は、翌年2025年の3月ごろに連絡があるようです。
なぜライフソリューションサービスを選んだか?
今回、自分はライフソリューションサービスを活用して達成することを目指すことにしました!
SFC達成はしたいものの、飛行機に乗るだけの修行はあまりしたくなく、旅行を楽しみつつ達成できればいいなくらいのゆるふわSFC修行者であることをご理解いただきたく(笑
そのうえで、プレミアムポイントが少なくて済み、ライフソリューションサービスとカード決済額で達成できるのは魅力的に移りました。
一番障壁となりそうなカード決済額も、今年はいくつかまとまった出費が想定されているので(引っ越しとそれによる家具・家電のまとめ買いなど)、それを見越してということもあります。
いずれにせよ、ライフソリューションサービスでの達成に向けては、カード決済額がクリアできるかはよくよく検討した方がいいかもですね(後述)。
ライフソリューションサービスはどんなものか?
サービス概要
2025年度のステータス獲得に向けては、14のサービスがあり、そのうち7つを利用すればよいみたいです。以下が、14のサービスです。
- ANAのふるさと納税
- ANAの保険
- ANAの住まい
- 空港内店舗
- マイルが貯まるその他加盟店
- ANAカードマイルプラス
- ANAでんき
- ANAショッピング
- ANA Mall
- ANAトラベラーズ
- ANAマイレージクラブモバイルプラス
- ANA Pocket
- ANAリサーチ
- Penguin
※太字にしたあたりのサービス利用を想定(年初時点)
サービスによっては達成が大変だったりするものもありますが、基本的にはANAショップで買い物するとか、提携店でお買い物するとか、そういうのが多いので7つ達成は十分できそうな印象でした。
(実際に利用した感じとかはメモしていくかもしれません)
ライフソリューションサービス7つを攻略した件について、まとめましたのでよければこちらもご覧あれ~!
注意点・利用状況の確認はタイムラグあり
利用状況は、ご利用実績照会画面とLSサービス達成状況ページ(ANAホームページ)にて確認をすることができます。
注意点ですが、サービスの利用後に反映される時期は若干タイムラグがあるものもあるので、利用した内容をメモしておく、余裕をもって対応しておくことがよいと思いました。
実績確認の方法はこちら(ANAホームページ)
ご利用実績照会画面
サービス数が出るものの、何を利用したか、カウントされているかはわからないので、LSサービス達成状況ページで詳細を確認する必要があります。
LSサービス達成状況ページ
サービスを利用すると以下のように「CLEAR」とスタンプが押されるみたいです!
ANAカード・ANA Payの決済額
条件はANAカード決済額(ANA Payへのチャージを除く)+ANA Pay決済額の合計です。
おすすめのカード
まずはANAカードを作らないといけませんね。SFC達成後に切り替えできるカードを選ぶとよいと思います。
あとはANAカードで決済すればいいようです。
JCBは、ANA Payにチャージした金額を除いて集計してくれるので、一番正確に把握できそうですね。
自分は、日本企業応援の意味も込めて?、JCBにしました。
注意点・決済反映にはタイムラグあり
三井住友、JCB、ダイナースカード、ANA Payは毎月更新されますが、利用実績照会画面への金額反映時期が、利用月の翌々月末までとなっているので、すぐには情報が反映されません。
カードの利用状況は、カード会社のページで確認できるので大きな問題はないでしょうが、注意が必要です。
注意点・アメックスは情報更新頻度が年1回
なぜかアメックスだけANAのサイトへ反映されるのが年に1回なので、少し不安になるかもしれないです。。
アメックスは入会特典等あるのでいいかなと思いましたが、去年、修行していた人が、
「利用金額が更新されないので、ANAカードでちゃんと決済できているのか少しだけ不安だった、、」
と言っていたので、自分はやめました。400万円も決済して、実は対象のカードではありませんでしたーとかだと立ち直れないので(笑
達成の難易度は?
- 条件1 年間プレミアムポイントを30,000ポイント獲得
- 条件2 ライフソリューションサービスを7つ以上利用する
- 条件3 ANAカード・ANA payの決済額が400万円以上
3つの条件に付いて、それぞれ達成のむずかしそうな点を考えてみました。
条件1 プレミアムポイント獲得→やさしめ
50,000プレミアムポイントをためるのに比べると、だいぶ少なくて済むので、時間などを節約できそうですね。
プレミアムポイントを安く獲得する方法はいろいろな方が書いていますし、自分は単価を安く獲得するつもりがあまりないので参考にならないこともあり割愛です。
難易度は単純な修行と比較して「やさしめ」ですかね。
条件2 ライフソリューションサービス利用→簡単
サービス内容を見ていると、達成が難しいものもありますが、簡単なものもありますので大きな問題はないと思います。
自分は一旦、以下のサービス利用を考えています。
- ANAのふるさと納税
- 空港内店舗
- マイルが貯まるその他加盟店
- ANAカードマイルプラス
- ANAショッピング
- ANA Mall
- ANAリサーチ
- Penguin
難易度は「簡単」でしょうね。
条件3 決済額400万円以上→少し難しそう
こちらが一番問題になる点かもしれません。決済額400万円というのは通常の利用からすると少し大きい金額に感じますよね。
ざっくり計算すると、すべての支払いをクレジットカードにまとめられたとして月20万円くらいの支出×12か月で240万円。
SFC修行をする人は、総費用が50~60万円で達成する人もいるようですが、単純往復があることなどで旅行費用が抑えていることも考えて、1.5倍くらい費用を使う想定として90万円。
400万-(240万円+90万円)=330万円なので、あと70万円くらい足らないですね~。
以下で、なにかしら役立ちそうなことを考えてみました。
まとまった出費を見越す
個々人の状況にもよりますが、2024年にまとまった出費がある!とか、これやろう!みたいなものがあれば使えるかもですね。例えば、
- 引っ越しとそれに伴う家具・家電の買い替え、
- 挙式、
- 美容・医療での高額な出費(美容整形、レーシック、インプラントなど)
- 好きなスポーツの国際大会、大きなイベント etc
立替をたくさんする
プライベートで飲み会の幹事をやって立替をたくさんする、ということもありますね。
久しぶりの同窓会で幹事をやって、一人8,000円くらいの単価のお店で20人集まれば、16万円支払いできます(笑
また、仕事関係では、会社の出張を立替するとか、ありますね~。
個人事業主や経営者の人は会社経費の立替などもたくさんできますよね。自分は会社の経費を立替しまくることをあてにしています。
普段クレジットカードで払わないものにも使う
特に思いつくもので大きいのは税金でしょうね。
国税については、以下の税金でクレジットカード払いが利用できるようです。
利用できる税目 | ||
申告所得税及復興特別所得税 | 消費税及地方消費税 | 法人税 |
法人税(連結納税) | 地方法人税 | 地方法人税(連結納税) |
相続税 | 贈与税 | 源泉所得税及復興特別所得税(告知分) |
源泉所得税(告知分) | 申告所得税 | 復興特別法人税 |
復興特別法人税(連結納税) | 消費税 | 酒税 |
たばこ税 | たばこ税及たばこ特別税 | 石油税 |
石油石炭税 | 電源開発促進税 | 揮発油税及地方道路税 |
揮発油税及地方揮発油税 | 石油ガス税 | 航空機燃料税 |
登録免許税(告知分) | 自動車重量税(告知分) | 印紙税 |
国際観光旅客税 | 国際観光旅客税(告知分) |
事業をされている人は、消費税や法人税などの支払いで利用できます。
ただし、税金のクレジットカード払いは手数料がかかるので注意が必要です。
納付額に応じてですが、以下のような費用がかかります。これを高いとみるか、安いとみるか。。
納付税額 | 決済手数料(税込) |
---|---|
1円~10,000円 | 83円 |
10,001円~20,000円 | 167円 |
20,001円~30,000円 | 250円 |
30,001円~40,000円 | 334円 |
40,001円~50,000円 | 418円 |
以降も同様に10,000円を超えるごとに決済手数料が加算されます。 |
一方で、地方税の支払いもクレジットカードでの支払いができる自治体があります。
例えば、住民税は、通常は特別徴収で源泉徴収されることが一般的ですが、普通徴収で自分で納付することもできます。
住宅を購入した人や投資物件を持っている人は固定資産税を払うこともできるでしょう。
これらがクレジットカード払いに対応しているかは、自治体に異なるようですので個別に確認がひつようですね。
電子マネーにチャージする
電子決済サービスにチャージすることもできると思います。
しかし、例えばPayPayへのチャージはPayPayカードからしかできない、提携カード以外だとチャージ手数料がかかるなど決済サービスにより制約はあります。
ANAカードからチャージできる電子決済サービスもありますので(auPay、Vポイントなど)、それらを使うとよいでしょう。
ただし、1日のチャージ上限や、月のチャージ上限があるので、事前に計画的に毎月x万円チャージするなどのようにしておくとよいでしょう。
難易度は「高め」ですが、立替、幹事キャラ、まとまった出費がある、などを勘案すれば達成は不可能ではないでしょう。
まとめ
JALのステータスが改変されたようで、ANAのステータス獲得も難しくなる可能性があるそうです。移動制限も完全にないので、一緒にステータス獲得めざしましょう!
今回はここまで~。最後まで読んでいただいた方ありがとうございました!
ライフソリューションサービス7つを攻略した件について、まとめましたのでよければこちらもご覧あれ~!
参考文献
https://www.ana.co.jp/amc/premium/overview/status-life/pdf/conditions_2025_240214.pdf
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